高校生×1,中学生×2、の母をしています、マリです。
この記事を見に来てくれたということは、きっと、なにかの会長か役員になって、「わたしにできるのだろうか。」「できる気がしない、どうしよう…。」と悩まれている方だと思います。
悩んでいるということは、まじめに取り組もうとしている、責任感がある方ということは間違いない!
だから、大丈夫。
きっと、最後までうまくやっていけます。
まじめに考えているからこそ、ここにたどり着いたのです。
大丈夫、あなたならやれます!
責任感があるからこそ、悩みや不安があるのです。
わたしも役員の経験があります。会長も何度かしました。
(たまに「役員するのが好きなんでしょ」と言われます。好きなワケない…)
子ども関係の役員をすることは、子どもにとっても、わたし自身にとっても、デメリットよりもメリットの方が大きいと思っています。
長男が保育園の時に、保護者会本部(会計)を引き受けたのが最初で、『長』がつくものは、小学校の委員会、部活の保護者会、子供会、と経験してきました。
引き受けたときは、(引き受けた、といっても、くじ引きの結果などという断れない状況)「マジか…。何も分からない、どうしよう…。」
目の前真っ暗、という感じでしたが、回数を重ねるにつれ、乗り切るマインド作りができ、「いつかやるかもしれないなら、今やっておこう」と自ら手を挙げることができるまでに成長しました。
これまでの経験から、不安や緊張でいっぱいの過去の自分に教えてあげたい、声をかけてあげたいことをまとめてみました。
1年後の任期終了は必ず来る
子供会会長になった時。
わが子はスポーツをしていたので土日はほとんどが試合。
子供会に参加したことは数えるほどしかありませんでした。
しかも私が一緒に行ったことは1,2度の送り迎えだけだったので子供会で何が行われているかもほとんど知らず、「何をやればいいの?」と、想像すらできずに不安でした。
そんな時に前任者からかけていただいたこの言葉。
「目の前のことやってたら、あっという間に終わります。1年後にはすべて終わり、次の役員に引き継ぐことになりますから。」
めっちゃ気持ちが軽くなった言葉です。
任期に終わりは必ずあります。1日1日任期はすでに減っていっています。
ゴールがあることを知るって大事。終わりは必ずやって来るので、楽に構えてください。
毎年、初めての人が役員になり、活動を理解した頃に終了している
毎年『ど素人』が選ばれて役員になっています。
やりたくない人だらけの中で、クジやらで、無理に役員を選出しているのが実情、ということも少なくないと思います。
頼るものは、過去の役員さんの経験談しかいないと思います。
きっと、前年度の役員さんは、経験したことを教えてくれます。
同じように、来年度の役員さんに経験したことを伝えられればOK、くらいの気持ちで乗り切れば大丈夫!
やり方に正解はない、自分たちにとって楽な方法を取る
重ねて言いますが、毎回ど素人が役員に就くわけですから、「こうしなければならない」というやり方なんてありません。
とくに、最近は新型コロナウイルスの影響で、『いかに集まらずに進めていくか』という、今までとは違うことを考えることが多いはずです。
今までのやり方をガラッと変える良いチャンス!
無駄なものをやめて、スマートな活動にするのもアリです。
将来コロナが落ち着いたとき、その時の役員さんが「物足りないな」と思ったら、その時に考えてもらえばいいや、くらいの気持ちで、過去は参考程度に。
『今役員をしているあなた』がやりやすい方法を考えていくことが大事です。
他の役員さんが協力してくれる
もし『会長』になったとしても、副会長さん、会計さんなど、協力して一緒にやっていく仲間がいます。
もしかしたら、その役員さんの中に「上の子の時にも役員したから、今回は2回目、3回目。やること分かるから大丈夫よ。」と心強い言葉をかけてくれる方がいるかもしれません。
役員さんにいなくても、過去やったことがある方にアドバイスを求めるのは全然アリです。
こういう時こそ「人脈を作ろう」というマインドで人に頼りましょう。
一度経験したことがある人は、役員の大変さを知っているから力になってくれること間違いなしです。
わたしも、先輩役員さんに何度も電話をしたし、わたしが次に引き継いだ時は「いつでも聞いてくださいね」と声をかけています。
経験したことがないことで悩むのは、時間がもったいない!
経験したことがある人に聞くのが一番手っ取り早いです。
「会長になったんだから、わたしが頑張らなければ!」とリキむ必要は全くなくて、「なんとかみんなで協力して乗り切りましょう」ってくらいが、途中で力尽きることなく乗り切ることができる秘訣です。
文句を言う人がいたら「どんな考えをもっているのだろう」と興味を持つ
やっぱり、どこにでもいます。文句を言う人。
仕方ない、と割り切るしかありません。
役員でも、役員でない人でも、文句を言う人はいます。
わたしは役員経験が少ないころは、 文句を言う人に対してめっちゃイラっとしていました。
これは文句だな、と思ったら、分かりやすく顔に出ていたと思います。
で、すぐに臨戦態勢に入っちゃうから、疲れるんですよね。疲れていました。
「沸点低すぎ!!落ち着いて~!」って、周りからなだめられるほどでした。ごめんなさい。
役員になる回数を重ね、文句を言う人とのやり取りが、経験値として増えるにつれ「なんで、こんなこと言うんだろう?」と、単純に、文句を言う人に対して興味を持つようになりました。
最初から興味を持って話を聞いておけばイラっとせずにすんだのに。(←気づくのが遅いだけ)
文句を言う人の話をよく聞いてみると、私とは全く違うものの見方をしているんです。
「同じことでも、人によってこんなに見え方が違うんだ!」「人は、『自分の眼鏡』をとおして物事を見ているってこういうことか~~~!!」と、大きな学びを得ました。
でも会長はわたしだし、やる気を持って一緒に取り組んでいる役員の意見だったら取り入れるかどうかみんなで考えるけれど、それでも「あの人の意見は文句でしかない」という結論にいたったら「気持ちはわかりました」と、華麗にスルーです。
それでも何か言ってきたら、最後の手「会長を替わってくださいますか。」です。
まとめ
私が経験してきて、「気楽にこういう風に向き合えばいいんだ。」と思えるようになった、大事な会長マインド5つでした。
「絶対にやりたくない!」と思ってたのに、引き受けることになってしまった方もいるかもしれません。
「あの場面じゃ、断れないよ~。」というのも分かりますが、最終的に引き受けたのは、自分の意志です。
決まったからには、つぎの役員の方に申し送る日まで、できるだけ楽しく気持ちよく、やり遂げてください。
絶対に、「やって良かった」と得るものがありますよ。
応援しています♪