子どもの親知らず抜歯。抜きやすく痛みが少ないタイミング、高1で下2本抜きました。

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長男が高1の年末年始に、親知らずを抜歯しました。

目次

親知らずとは

親知らず・親不知(おやしらず)とは、ヒトの歯の一種。「智歯」「知恵歯」「第3大臼歯」、歯科用語では「8番」(前から8番目の歯)とも呼ばれる。おおむね10代後半から20代前半に生えてくる。すべての人が4本生えてくるわけではなく、上下左右の4本が揃わない場合もあるほか、おおむね4人に1人の割合でまったく生えてこない人もいる 。

引用元:Wikipedia

親知らず抜歯のメリット

歯列矯正ほぼ終了の長男は、週1くらいで就寝時にリテーナーを装着し歯列が戻らないようにしている、という状況です。

彼の親知らずは歯茎に埋まっていて、レントゲンで確認したら、真横に生えていました。

これから成長するにつれて、横の歯を押して、痛みが出てくることがあるかもしれません。

せっかく矯正した歯が動く可能性もあります。

きれいに、まっすぐ生える可能性がないのであれば、一番痛みが少ない、抜きやすい時期に抜いてもらおう、と決めていました。

親知らずを抜いておくことのメリット
・大学受験や就職試験、大事な仕事の時など、最悪なタイミングで痛みが出る原因を前もってなくすとてもことができる
・海外渡航をするときに、悩むことがひとつ減る

親知らずは、いつ痛みが出るか分かりません。(虫歯もそうですが)

長男の親知らずの生え方からすると、一般の歯科では「ウチできません、口腔外科へ行ってください」といわれる可能性が非常に高いです。

人生の大事なタイミングで、もし痛みが出たとしも、すぐに処置ができないかもしれません。

わたしは子どもたちに「大きくなったら海外に行っていろんな経験をしておいで」と言っています。

わたし自身が20代のときにアメリカでホームステイをして、とても貴重な経験をしたからです。

海外旅行保険では歯科は対象外のことが多く、海外で歯科にかかるとめっちゃお金がかかることを、アメリカに行く直前に知りました。

その時私は下2本の親知らずを持っていました。

半年ほどのアメリカ滞在中に痛みが出ることはありませんでしたが、ビビりのわたしは時々思い出して「痛んだらどうしよう」と、まだ起きていないことに不安になったりしました。

というわけで、わが子には、適切な時期に親知らずを抜歯しておいてあげよう、と思っていました。

親知らず抜歯の説明と同意

抜歯をすることが決定したら、説明と同意書へのサインが必要です。

「少しでも可能性があることは全部説明しなければならないので」との前置きがありましたが、

・舌の神経を刺激して、まれに舌に痺れや味覚障害が出ることがあります
・歯を細かく分割して抜歯する際は、術後に破片が残存して感染を伴うことがあります

など、聞いていると、こわくなり、こんなにリスクあるならやめようかな、という気持ちになります💦

息子本人が一番びびっているはずなので、不安を顔に出さないようにしてサインしました。

1本目

1本目の抜歯は年末にしました。

冬休みに入り、補習という名の授業と、部活は試合はなく練習だけ、というタイミングです。

レントゲン画像を見ながら、先生から「抜きやすいと思います。今日は右を抜きますね。」と親子で説明を受けました。

「頑張ってね✋」と治療室を後にして、「終わりましたよ。」と声をかけてもらうまでの間30分弱。

早っ!!

抜歯直後の息子はどんよりした顔をしていました。

帰りの車で、痛みがどんどん増し、「痛いよ~💦」と言っていましたが、薬が効いたのか寝てしまいました。

家に帰ったら痛みMAXで、家族に八つ当たり。

食欲はあるのに、痛みで口が大きく開けられず、ご飯を食べるのに時間がかかってまたイライラ。

周りはただの迷惑でしかなかったけど、仕方ないのでグッと耐えました。

一緒に耐えた二男と娘、えらいっ!(←未来の自分の姿、と思って怯えていただけかも)

2日目、めっちゃ顔が腫れていました。

痛み止めのおかげで、眠ることはできたそうです。

学校の補習授業は出席しましたが、お弁当は半分しか食べられず、部活参加は無理、と帰ってきました。

3日目、腫れは少し減り、部活も参加したけれど、走ったりすると激痛なのでほぼできず。

3日分処方された痛み止めをすべて服用しました。

完全に痛みが治まり、普通の生活ができるようになるまで5日くらいかかったと思います。

2本目

年明けすぐに2本目の抜歯をしてもらいました。

1本目はきれいにそのまま抜けていましたが、今回は3つに割っていました。

抜歯にかかった時間は、1本目と同じくらい。

抜歯直後に息子が「今回はそんなに痛くない🤩」と、にこにこしていました。

それでも、当日はぐったりしていましたが💦

1本目の時のようなイライラは、ほとんどありませんでした。

ごはんもいつもよりは少ない量ですが食べることができました。

2日目の朝、顔の腫れはほんの少し。痛み止めも、朝の服用が最後となりました。

費用

1本目:レントゲン代、薬代など合わせて9020円
2本目:レントゲンは1本目の時に撮っているので3970円
抜糸(それぞれ1週間後):数百円←金額忘れました💦

まとめ

できたばかりの親知らずなので抜きやすかった、ということと、若いしスポーツをしているので体力がある、ということで、早いうちに抜歯を終えて良かったと思います。

1本目の時はかわいそうだったけど、次の日自転車で学校へ行くことができたのでほっとしました。

1本目のイライラを目の当たりにした、下2人は「抜歯は絶対にいやだ😖😖」と言っていますが、やはり抜くことを勧めます。

実は私自身、上2本は若いときに抜きましたが、下2本はいまだに持っています。

埋まっていて見えていません。

アメリカから帰って歯科に相談に行くと、「出てきていないから何もしなくて大丈夫。」と言われたのですが、30歳を過ぎたころ他の歯科で、
「若いときに抜いていた方がよかったです。これから横の歯を押したり、悪さをする可能性がでてくるかもしれません。マリさんの親知らずの根っこのすぐ近くに、血管と神経が通っています。今抜くとしてもリスクが大きいので、入院して抜歯ということになります。現状を見る限り、痛みが出ないことを願って人生を全うするのがベストだと思います。」
と言われました💦

めちゃめちゃこわい😫

昔は親知らずはそんなに気にするものではなかったのかもしれませんが、今は「若いうちに抜いておいた方がよいもの」になっているようです。

親知らずを持っていることにメリットがなく、デメリットになる可能性があるのなら、1番良いタイミングで抜いておいてあげよう、というのがわたしの親心です。

下2人も、適切な時期に抜きます♪

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