【反対咬合(はんたいこうごう)】子どもがよく口を開けているな、と思ったら要注意。

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こんにちは、マリです。

『反対咬合』って聞いたことがありますか。

ウチの娘は、『反対咬合』気味です。

気味、というのは、下の前歯がに上の前歯より前に出るほどではないけれど、上下の歯先がぶつかり合っているような状態です。

早く気づいていれば、もっと早くに対処をしてきれいなかみ合わせになっていただろうに、と思うと親として申し訳なく思います。

私のこの記事で、後天的な反対咬合の原因のひとつを知っていただき、早めに対処することで反対咬合になるのを防ぐことができたら、と思います。

目次

反対咬合とは

正常な咬合は、上下の歯をかみ合わせた時に、上の前歯が下の前歯にかぶさるようにおさまります。

反対咬合は、正常な歯の位置とは反対に、下の前歯が上の前歯より前に出ている場合をいいます。

反対咬合の原因

反対咬合の原因は、遺伝的なものと後天的なものがあります。

後天的なものとしては、舌や唇の癖、指しゃぶり、口呼吸などがあげられます。

娘は、赤ちゃんの頃からよく口が開いていました。

唇の間から舌が見えていた、と言ってイメージしていただけるでしょうか。

上のふたりはそんなことはなかったので、時々気にはなっていましたが、深く考えることはありませんでした。

たまに会う私の姉が「(娘)ちゃん、よく舌がみえてるよね。子犬みたいでかわいい。」と言っていました。

私が時々気になっていた娘の口元の ”違和感” も「かわいい」という表現で聞くことで、「あまり気にするほどでもないかな。かわいいなら、いっか。」と思っていました。

↓イメージとしてはこんな感じです。

娘の「反対咬合」に気づいた

私の姪が歯科助手の道に進むことになり、たまに実家に帰って会うときに、子どもたちの歯のチェック、歯磨き指導をしてくれるようになりました。

娘が幼稚園くらいの時。

「(娘)ちゃん、反対咬合っぽいよ。そういえばよく舌が見えてるやん。それ、よくない癖だから直したほうがいいよ。」

初めて「反対咬合って何?! 舌が見えてるのって悪い癖だったの?!」と知りました。

その時は歯が生え変わる時期だったので、「いまなら、永久歯に影響を与えずにきれいな歯並びになるかもしれないから、とにかく癖をなおすようにしてあげて。」と教えてもらいました。

気づいてくれた姪っ子に感謝です。

「スポット」を知る、教える

「スポット」とは、舌先があるべき位置です。

上あごの内側、上の前歯の真ん中の裏です。

説明が難しいですけど、写真だったら分りやすいでしょうか。

上の歯です↓

娘は舌を、下の歯の裏側に当てていたり、上下の歯の間に挟んでいたりしたよう。

舌が本来あるべき位置より下にあるので、口が開いてしまって舌が見える、舌が下の歯を押して、歯が外側に傾いてきている、ということが起きていたのです。

姪は、娘の「スポット」を指で触って、「舌はいつもここにいないといけないの。おしゃべりをしたりして、ほかの場所に行っても、必ずここに戻ってきて、口は閉じてね。」と教えてくれました。

そして私には「口が開いているときは、舌が下がっているので『スポット』って声をかけてあげて。」ということでした。

ありがとう、姪っ子❣

経過

その後気にしてみていたら、本当によく口が開いていました💦

「こんなにいつも開いてたっけ。」と思うほど。

子どものこと、見ているようで見ていなかったことに気づき反省。

あまりに「スポット!」と私が言うので、「分かってるよ!」と娘がイラっとすることも多々。

それから3年、小3の時に、姪が勤務する矯正歯科で診てもらう機会がありました。

その時は、だいぶ癖がなおっていましたが、まだ時々口が開いていました。

「反対咬合”気味”ですが、前歯はまだ成長途中だし、舌を歯に当てないように注意してあげて、このまま様子を見ましょう。」とのことでした。

さらに4年たった現在では、下の定位置はスポットになっています。しかし、集中すると口が開いていることが時々あります…。

たま~にですが「口が開いているよ」と注意をしています。

もしかしたら、と思ったら

反対咬合の原因はたくさんあるので、「もしかしたら」と思ったら専門の歯科に相談に行かれることをお勧めします。。

なにごとも、早めに専門の方に相談するのが最良です。

もしかしたらわが子もかも、私もかも、と誰かの気づきになり、お役に立てたらうれしいです。

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