雨漏り物件を購入 その③ リフォーム箇所めっちゃあるやん!

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まだ世の中に出ていない(ネット情報に上がっていない)物件を紹介してもらえるなんて、デキる大家の仲間入りだわ♪ これは買わなきゃならないわ♪

まだ1軒しか持ってないのに(しかも1軒目はリフォームなしのお利口物件)『買う判断が早い大家』になった気で2号物件の購入を決めたわたし。

契約が終わり冷静に家の状態を見て、雨漏り以外にも白アリがいる?壁がぼろぼろ?と震えはじめ、諸費用で想像以上の出費がかさみ、眠っていても物件のことを考えて不安になってしまう、というところまではこちら。

雨漏り物件を購入 その①  
雨漏り物件を購入 その②

この記事は、戸建て賃貸初心者の私が経験して感じたことをそのまま記事にしています。
超ビビりで心配性の私が、この物件を放り捨てて逃げだすことがないよう自分を客観的に見るために書いています。
賃貸業の先輩方が見たら「そのくらいでビビるな」「腹据えてないんだったら手を出すな」と思われるくらい情けないメンタルなのは百も承知です。
誰かのお役に立てるかどうか分かりませんが、こんなビビりの私でも挑戦してできたよ、という軌跡になればいいなと思って 書いています。

目次

知り合いの大工さんに物件を見てもらう

売買契約を終えて1番にしたことは、知り合いの大工さんに物件を見てもらうこと。

とにかく、わたしの頭の中は「リフォーム費用がどれくらいかかるか」ということでいっぱいでした。

もしかしたらリフォームすらできないお手上げ物件かも、という最悪の事態も何度か夢に見ました💧

リフォーム費用がどのくらいかかるか最初から分かっていれば、不安で心配で目が覚めることなく毎日ぐっすり眠ることができたでしょうし、 リフォーム費用は物件によってそれぞれ違うのにやみくもにgoogle検索に時間を費やすこともなかったはず。

得た教訓:リフォームが必要だと思ったら契約前でも「業者さんにも見てもらってもいいですか?」と素直に聞く。

雨漏りが最大の心配事だったので、
「購入した築古物件が、1部屋雨漏りしている。売主の話では『業者に見てもらったけど雨漏り箇所は1か所だけ』ということだけど、取り急ぎ状態を見てほしい」
と知り合いの大工さんにすがるように連絡を入れました。

この大工さん、自宅を大規模リフォームしたときにお世話になったのがきっかけで、それからも数回自宅のことでお世話になっています
戸建て賃貸業を始めたことは伝えていて「リフォームが必要になったらお願いします」との話もしていました。

「雨漏りだけ?白アリはいないの?」と聞かれ、
「売主は見たことも聞いたこともないと言っていました。わたしも見ていません」と答えました。

大工さんが2週間後に見てくれることになりましたが「やっと見てもらえる」という気持ちと「まだ後2週間も待たなきゃならないのか」という気持ちが入り乱れ「屋根の全面取っ替えが必要だったらどうしよう」と悩み続ける日が続きました。

メンタルかなりやばかったです。

雨漏りしてるの1か所だけじゃない、全体だよ!

待ちに待って、やっと大工さんが物件へ。

さっそく屋根に上って、雨漏りをしている部分の瓦をはがして

こりゃひどい…。
1か所って言ってたけど全然1か所じゃないわ。

いや〜〜〜〜〜〜っ((((;゚Д゚)))))))

わたしも屋根にのぼって見てみると、はがした瓦の下に見える下地はボロボロに朽ちていて、穴が空いているところが2箇所あることがはっきりと分かる!

近くに行くと落ちそうで怖かったので離れたところから写真を撮りましたが、この朽ちた下地を見るとどこも同じような状態だということが容易に想像できます。

全体的に下地がボロボロよ。全体的に雨漏りが発生している状況。
この穴が空いた部分だけを補修しても、他の箇所もボロボロだからすぐにいろんなところで漏れるようになるよ。

「ボロボロって言わないで〜」と思いながらも、素人のわたしでも「雨漏りするのは当然だわ」と分かることが哀しい…。

屋根の全体的なリフォームが必要だということは理解しました。

今日屋根の応急措置として穴が空いているところの補修だけはやって帰るよ。

次は外壁と家の中を案内。

リフォームが必要な箇所は屋根だけで終わるかなぁ、終わってほしいな、と思っていました。

シロアリきてるやん!

屋根から下りて家の中へ。

シロアリ来てるやん。 しかもこの柱、家を支えている大事な柱。
他にもシロアリ来てるところありそうだなぁ。

そう言いながら大工さんはその「大事な柱」をトンカチでドンドンと叩きます。

しかもトンカチの尖った方!

弱っている柱にトンカチの先がクシャっと入っていく😱

どういうこと、どういうこと?

壊さないで〜という顔をしている私に

シロアリにやられている柱は、叩くとクシャっとトンカチが入ってボロボロなのが分かるのよ。どこまでやられているか確かめなきゃ。

トンカチで叩くたび「家を壊される」とヒヤヒヤですが、しっかりした柱なら何も起きないので「頑張れ柱」と願うばかり。

あちこち柱をドンドンと確認して、家の中の柱は大丈夫。シロアリ柱は外から見える1本だけでした。

しかし床が…。

これ蟻道よ。シロアリが入ったあと。
この下の根太(床を支えるための渡し木)もやられてるんじゃないか。

大工さんは躊躇なく床をベラベラ剥がしていきます。

床を壊してる😱

そんなに床を剥がさないで〜!と思いますが、蟻道がある時点でリフォーム必至な箇所ということです。

床材だけでなく、根太までシロアリ被害にあった箇所です。

他の部屋にもありました。

ただ、シロアリ被害は部分的で、今現在はいないということでした。ちょっとホッとした〜。

けどさぁ、売主さん「シロアリは見たことも聞いたこともない」って言ってたやん!

得た教訓:売主の言葉は鵜呑みしない。自分の目で見て、自分の目で分からないことはプロの力を借りて家の状況をきちんと把握する。

天井も壁も汚い。このままでは住んでくれる人いないよ。

やっぱりほかの部屋も雨漏りしてるよなぁ。天井染みた跡あるじゃん。
壁も相当古いし、やりかえなきゃならないとこだらけだよ。

部屋はキレイだと思っていたわたし。

実は雨漏り部屋が汚すぎて、ほかの部屋がきれいに見えていただけのようでした。

実際に大工さんからそう言われて部屋を見渡してみると、天井には雨染みがあるし、

壁は触ったらボロボロと雷おこしのようなものが落ちてきました。

雷おこしって知ってる?

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大工さんに屋根も柱も床も 全てリフォームしたらいくらになるか見積もり出してくださいと伝えると 衝撃の一言。

実は5ヶ月後まで仕事が詰まってるんよ。今日は屋根の一部補修と思って来たけれど、こんなに手がかかる物件だとは…。
全てを請け負うとなるとリフォーム着手は5ヶ月後になるよ。

Σ(゚д゚lll)エッ!?

どうするわたし〜〜??

続く。

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