こんにちは、マリです
私は3人の子どもがいる40代のワーママ。
毎日忙しく働きながら、「流されるだけの人生で終わりたくない。たくさんの考えや新しいテクノロジーを知って使って人生を自分で作っていきたい!」と40代になってから、読書、不動産投資、ブログ、ツイッター、仮想通貨…とあれこれ挑戦を始めた人です。
今回お勧めする本はこちら
「東大思考」はこんな人におすすめの本
・「頭がいい」と思われたい
・物事をいろんな視点から見れるようになりたい
・普段の生活でも「学び」に気づき毎日を充実させたい
頭がいい人が集まる場所といえば「東大」
著者の西岡さんは偏差値35から2浪して東大に合格
東大に合格するために、そして東大に合格してからも「東大に合格するような頭の良い人はどういう『思考回路』なんだろう」と徹底的に調べ、パクってその思考回路を手に入れた人
「頭のよさは誰でも後天的に身につけられる」と、「頭が良くなる思考回路」を解説した本です。
「東大思考」から学んだこと
記憶力が良くなる
「記憶」って断片的なものと思いがちですが(特に私はそう💦)頭の良い人はたくさんの物事を関連づけて記憶しています。
本書では「unite 結合する」という単語を覚える時に、ただこの単語ひとつを暗記するのではなく、
「他に”unite”を使う単語はあるか、それはどういう意味か…」と関連づけて調べることでいくつもの単語を「まとめて」覚えることができる、と紹介されています。
「USAも仲間じゃん」「ではuni(ユニ)はどういう意味だ?関連性があるのかな」などと、自分で考えて深掘ったり広げていったりすることで記憶する量が増え、忘れにくくすることができます。
説明が上手くなる
他人に説明をする時、途中で自分が話していることが目的なのか手段なのか、自分でもわからなくなるくらいごちゃごちゃになることがありませんか?(私はよくある…)
しかし、東大生は目的が明確であり、目的の解像度が非常に高い。
たとえば東大に入りたいと思った時、東大生になれる人は具体的にどの教科で何点取れば合格できるかを調べ、目標点数を設定するそう。
しかも大問ごとの点数まで設定し、そのためには何をすべきかを考え細かく設定する。
目的を明確にし、その目的を達成するために具体を細かく設定することができるため、
何かを説明するときも、まずは目的をはっきりとさせ、誰もが知っていることと結びつけて具体的に説明することで「説明が上手い人」になることができます。
「ひらめき」が湧くようになる
東大生はいろんな角度から物事を見ることができます。
自分が最初に考えたことの、反対意見を出すとしたら何があるか。
有名な「コップ半分の水を『もう半分しかない』と思うか『まだ半分もある』と思うか」のように、ひとつのことをいろんな方向、立場から見て、それぞれの意見を持ってみる。
「目のつけどころ」をたくさん持って考えることで、発想力が豊かになり「ひらめき」が湧くようになるのです。
刺さったこと
この本を読んで刺さったことは、「頭の良さは誰でも後天的に身につけることができる」ということ。
著者の西岡さんは、頭が良いと言われる人の思考回路を分析して、その思考回路を徹底的にパクって東大に合格したと言い切っています。
要は「頭の使い方」で頭は良くなるということ。
「あの人は元から頭がいいから」「普通に生まれてきた自分には無理」なんて、自分で自分の限界を決めてしまうのはもったいない。
いつからでも、今からでも頭を良くすることはできる!
40代の私もこれからの人生まだまだ楽しく思考するぞ、とワクワクすることができました。
まとめ
この本は夢がある!
頭の良さは先天的なものではなく、思考回路をよくすることで後天的に作ることができる、という内容だからです。
この本の中で「どんな人にも必ず伝わる説明ができる」という項目があるように、
「ほう、ほう」と納得しながら読み進めることができました。
「プチ日常の解像度トレーニング」や「おすすめの本」などが、ページの下にあるのもオマケっぽくて得した気分。
中学生の娘にも、大人の友人にも、
「ひとつの事象を多方向から考えて日常生活を楽しもうぜ!」っておすすめできる本です。
「東大思考」を読んで、頭の良い人は具体と抽象を行き来するということを最初に知った本「賢さを作る」を思い出しました。
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