「ビットコイン、気になるけどよく分からない」と、理解することを後回しにしていましたが、息子(中3)に勧められて読みました。
スーパー文系(というか、文系もよく分かっていませんが)なわたしが、「ビットコインってこういうことか!」と仕組みを知ることができました。
実は2点ほど分からない部分がありましたが、息子に聞いて、一緒に理解をしました(したつもり)。
もし悪意を持った人がハッキングを試みたとしても、短時間に膨大な量の作業を行わなければならず、現実には不可能だということ。
万が一ハッキングが成功したら、ビットコインの価値がダダ下がりになり、得るものは小さいということ。
というわけで、ハッキングを考えれば考えるほど、「悪いことをしてビットコインを得るよりも、素直にマイニングしてビットコインを得るほうが良くね?」という答えにたどり着き、善意の人が集まるという仕組みには「すごい!!」と親子で感嘆。
テクノロジーって本当にすごいわ、この仕組みを考えた人、本当にすごいわ、とただただ驚きです。
そしてこの仕組みを生んだ「サトシ・ナカモト」が誰なのか分かっていない、ということにもロマンを感じます。
通貨が安定していない国や、急速にデジタル化が進んでいる地域の人々が「ビットコイン」に気づいたら、と思うと、これからどんどん価値が上がる未来をわたしは予想します。
長期的に見て価値が下がることは、わたしには考えられません。
この本を読む前は「仮想通貨」の「仮想」っていう言葉にネガティブなイメージがあり「価値」とは結び付きませんでした。
「暗号資産」という呼び名であれば、日本人ももっと興味を持つ人が増えるのではないかな、と思います。
とにかく、この本のおかげでビットコインは価値がある!とわたしは判断しました。
中学生の息子も一気に読み上げることができたので、親子で学ぶのもおすすめです。