「お値下げ品」買いますか?学びで意識が変わる。主婦ができる身近な取り組み。

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スーパーのお値下げ品、買いますか?

夕方、お惣菜やおさかなお肉に「半額」などのシールが貼られているアレです。

わたしは、買おうとしているものの中にお値下げ品があるときは、そちらから買うようにしています。

今では堂々と買っていますが、なんとなく手を出しにくいな、と思っていたこともありました。

しかし今は『SDGs』持続可能な世界をひとりひとりが作っていきましょう、という開発目標が掲げられています。

お値下げ品を買って食料廃棄を減らすことが、自分が取り組むことができる『SDGs』のひとつだと思っています。

堂々と買えるようになったのには、2つのきっかけがありました。

目次

「きっかけ」に出会う前

今では堂々と「お値下げ品」を買っている私ですが、「きっかけ」があるまでは積極的に購入していませんでした。

購入していなかった理由
1.賞味期限内に食べきれるか分からない
2.定価でも買えるお金を持ち合わせている
3.なんとなく恥ずかしい

1.「お値下げ品」って、賞味期限が近いからお値下げ品になっています。当たり前ですが。

新婚~子どもが小さいうちは、料理が苦手で工夫する欲もなく、食材を上手く使うことができていませんでした。
残った食材、安く購入したものからメニューを考える、という技を習得するまで数年かかりました(長すぎ!)

「お値下げ品を買っても、わたしが使いこなすことはできない。逆に無駄にしてしまう。」と思っていたのです。

2.定価でも買えるお金を持ち合わせている私が買うことで、少しでも出費を抑えた生活をしたい、と切に思っている人が買えなくなったら申し訳ない、と思っていました。
「お金があるっていう自慢かよ。」「上から目線だ。」と思われそうですが…。

3.2の考えを持っていたから、恥ずかしいっていう気持ちを持っていたのだと思います。

きっかけ1:息子の学びから

長男が小学校4年生の時。ということは、2015年くらいの時のこと。

学校から帰ってきてすぐに「お母さん、『お値下げ品』買ってる?」と聞かれました。

わたしが、先の理由をつけて「買っていない」と答えると、
「これからは買うようにして。あれ、誰も買わなかったら捨てられるんだよ。」と。

「今日授業で習ったんだけど、一生懸命作られたものが捨てられるし、処分するにもお金がいっぱいかかるから、これからは絶対買って!」と、熱く語られました。

息子の熱い思いを聞き、一緒に教科書を見て、息子から授業の内容を教えてもらいました。

賞味期限が切れたものは廃棄される。
廃棄には、膨大な費用がかかり、その費用は私たちが払っている税金が使われている!

長男が小4の時なので、下2人もよく食べるようになり、ちょうど食費が増えているころでした。

長男の熱い思いに背中を押され、お値下げ品をすすんで買うことにしました。
が、「やっぱり少し恥ずかしいなぁ。」という気持ちは残ったままでした。

きっかけ2:SDGs

「ちょっと恥ずかしいな。」と思いながら「お値下げ品」を購入していたわたしですが、
2019年ごろのこと。

国連が「恥ずかしいことじゃない!」と言ってくれたんです。
(わたしにはそう聞こえました。)
テレビなどで、SDGsのことがよく取り上げられていました。

SDGs = Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標
2021年に策定されたミレニアム開発目標の後継として、2015年国連サミットで採択された、
2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。
日本も積極的に取り組んでいます。

SDGsには17の目標があります。
そのそれぞれの目標の中に、具体的な課題とその解決となる行動が示されています。

目標12 つくる責任 つかう責任
12-3 2030年までに、小売り・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。

この項目!

やはり食品ロスは世界規模の問題です。

堂々と自信をもってお値下げ品を買うべきだ!とわたしは国連から強いメッセージを受けたのです。(←こんな自分が好き)

この時期は、子どもたちは小中学校生。
なんでもモリモリ食べる時期に突入していました。

牛乳は1日1本飲むので、賞味期限が次の日でも問題なし。
お肉も、「おやつに焼いて食べていいよ。」と言えば、喜んで自分で焼いて食べます。

「賞味期限内に食べることができないかもしれない。」という不安は全くないので、「いまのわが家こそ、この取り組みに協力できる時期だ。」と思って、お値下げ品を買うようにしています。

まとめ

ほんの小さなことなのですが、自分が未来の地球のために取り組んでいることが、わが家の節約にもなっている、って素敵なことです。

SDGsの取り組みをよく目にするようになって、お値下げ品購入に対する意識がとても変わりました。

息子の学びを聞く前は、お値下げ品を手に取る人は、「少しでも出費を抑えたいと思っている人」と思っていたのに、今では
地球環境や社会貢献をしている人」と、わたしの意識が変わっています。

おもしろい!

学んだ結果、自分の行動や考えがこんなに変わるなんて、『学び』って本当にすごい!

はずかしがらずに、子どもたちに受け継ぐ未来のため、と思って「お値下げ品」堂々と買いましょう♪

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