こんにちは、マリです。
最近の子どもたちは、あごが狭く歯が入りきらないため歯並びが悪い子が増えているそう。
学校歯科検診の結果報告に「あごが狭いため、歯並びがよくない」という項目が入ってて「こんなの私が子どものときにはなかったよ」とびっくり。
これを見たら「矯正をしなきゃいけないのかな」と考える保護者も多いのでは…。
わが子は3人とも歯列矯正をしています。
・歯列矯正を始めた時期
・歯列矯正をすることに決めた原因
・矯正歯科の選び方
・歯列矯正にかかる費用
矯正って保険適用外なので、矯正をしているママ友に聞いても、勧められた矯正開始時期も費用も全く違って何が正解か分からない。
どれも正解なんでしょうけど…。
お子さんの歯並びが気になって、矯正をしようかな、と考えている方へ、ひとつの参考をして読んでもらえるとうれしいです。
歯列矯正を始めた時期
長男: 中1冬 過剰歯があることが判明してすぐ。
二男: 小6秋 上の永久歯が生えそろってから。
娘 : 小6終わり 上下の永久歯が生えそろってから。
過剰歯についてはこちらの記事をごらんください。
娘は、二男と同じように上の歯が生えそろってからの予定にしていました。
が、新型コロナウイルスの影響で、上の子の通院回数が減り付き添いも保護者ひとりのみになりました。
様子見だった娘は、半年以上空いて久しぶりに診てもらった時には永久歯が生えそろっていて、上下を同時に開始することになったのです。
二男と娘は同じ6年生での開始なので、歯の生え方は二男に比べて娘の方が早いです。
二男が小6の時(新型コロナ前)は、卒業アルバムの写真撮影が秋の修学旅行までで終わり、二男はその後矯正開始。→卒業アルバムに載っている写真は矯正ナシ。
娘の場合はことごとく学校行事が中止になり、卒業式までアルバムに掲載されることになったので、卒業式後に装置を装着したことは、良かったな、と思います。
現在の状況
長男: 矯正を始めて4年。ほぼ終了。
週に1,2度の就寝時のリテーナー(保定装置)装着と、3~4か月に1度の通院。
二男: 矯正を始めて3年。上の歯終了、現在下の歯(上下とも装置付いてます)
上の歯をきれいに動かし終わって、下の歯を矯正中(上下2本ずつ抜歯済)
上下をきれいに合わせるために上もワイヤー装着しています
娘 : 矯正を始めて1年
上の歯終了(上2本抜歯、アンカースクリューを埋め込んだ記事はこちら)
下の歯開始したばかり。下2本抜歯します。
矯正を終了し、様子見の長男は3~4か月に1度の通院、絶賛矯正中の二男と娘は1か月に1度の通院です。
歯列矯正する原因
長男: 過剰歯
二男: あごが小さい
娘 : あごが小さい、反対咬合ぎみ(反対咬合についての記事はこちら)
二男と娘は、保育園児のころからかかりつけの歯科で
「あごが小さいのですべての歯が入らないと思います。低年齢で始める小児矯正というのもあるけど、マリさんちは転勤族だから、転院するデメリットを考えると今すぐ始める必要はありません。でもいつかは矯正してあげたほうがいいですよ。」
と言われていました。
そのころ、私の姪が歯科衛生士を目指していました。
お盆やお正月など、姪に会うたびに子どもたちの歯のケアをしてもらい「あごが狭いからいつか歯列矯正をしたほうがいいよ。」と姪からも言われていました。
その姪が、わが子にとって運よ、新しく開業する矯正歯科で働き始めることになりました。
そこは、わが家から車で通える距離。
「子どもたち、一度診察受けに来て。今ならオープンしたばかりで患者さん少ないよ。」
姪が声をかけてくれましたが、その時はもう長男は中学生、二男も小学校高学年で、部活や習い事の試合で毎週末忙しいし平日も私は仕事。なかなか行く気になれませんでした。
しかし、長男が近所のかかりつけ歯科に定期検診に行ったら、過剰歯があることが分かりました。
その時に初めて『過剰歯』というものを知りました。
「過剰歯がほかの歯を押して、歯並びが悪くなってきています。歯の成長が進むと、歯のずれも大きくなるので、できるだけ早く抜歯して矯正することをお勧めします。」
「過剰歯」なんて初めて聞く言葉で心配になるし、「できるだけ早く」なんて言われると、仕事が忙しくて…とか言ってる場合じゃない!
何年も前から矯正の必要を考えていた二男と娘ではなく、思ってもみなかった長男がきっかけで矯正のために本気で動くことになりました。
矯正歯科選び
結局、姪が勤めている矯正歯科に通うことにしました。
長男の「過剰歯」を見つけてくれた歯科では、矯正歯科の診療は月に2回のみ矯正の歯科医が来るそう。
私が歯列矯正について無知であること、3人とも矯正をする予定なので、矯正を始めたら長い期間通わなければならないこと、を考えると、
・きちんと説明してくれる、分からないことを聞きやすい
・予約が取りやすい(部活動や習い事、塾を優先して通える)
・矯正によって具合が悪くなったり、矯正器具に不具合が発生したときにすぐに診てもらえる
ということを歯科選びポイントとしました。
当時、オープンしたばかりの矯正歯科で患者さんが少なかった、というのも良かったです。
ゆっくり説明してもらうことができたし、子どもの部活や習い事優先で予約を取ることができました。
今ではコロナ過で矯正をする人がめちゃめちゃ増え、予約の取りにくい歯科になってきました。
矯正歯科選びで大事なポイント。口腔外科医がいる矯正歯科がおすすめ!
あごが狭くて歯が入りきらない場合は、抜歯を行うことがあります。
わが子3人とも抜歯は必要でした。
口腔外科医がいない場合、「抜歯は口腔外科医がいる他の歯科でしてください」ということになりかねません。
(簡単な抜歯ならできるかもですが…。)
わが家が通っている矯正歯科は、口腔外科医の先生もいるので、長男は抜歯で二男は矯正など2人同時進行もできるのでありがたいです。
費用
精密検査 約4万円
契約金
長男:上のみ部分矯正 27万円+税
二男:早期矯正(1期治療)きょうだい割引後24.3万円+税
👆上の歯のみの金額です。下の歯を始めるときにまた同額発生します
娘:本格矯正治療 きょうだい割引後49.5万円+税
通院1か月につき 5000円+税
*通院は同じ月に2度通っても5000円+税のみです。1か月に2回通うことはほとんどありませんが。
これから矯正をしようと考えている方へ
矯正は長い期間かかります。
通院しやすさ、待ち時間、質問のしやすさ、費用、雰囲気…。
しっかりと情報収集をして、なにに優先順位を置くかを考えて選ばれることをおすすめします。
わが家の経験が、誰かのお役に立てるとうれしいです♪