単身赴任のきっかけや、帰宅頻度。子育て環境や親子の関わりについて考える。

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わが家の夫は単身赴任中。

結婚当初から、いつかは単身赴任、家族別居の時期が来る、と未来予想図を描いていましたが、最近家族が離れて暮らすことのデメリットが気になるようになりました。

目次

わが家の状況

夫 単身赴任5年目。単身赴任地2か所目。
高校生長男、中学生二男、中学生娘、と私の4人生活。
夫の勤め先は全国展開。約2~5年で転勤することが当たり前。

私と子の定住地を決めた理由

子どもたちの学校のことを考えると、遅くても長男が中学校1年生くらいが最後の転校だな、と夫婦で考えていました。

高校を転校することになってもずっと家族一緒、というスタイルを貫く方もいらっしゃいますが、ウチはいろんな先輩ご家族のスタイルを見て、聞いて、夫婦で話し合っていつかは夫が単身赴任をする、と決めていました。

実際は、長男が小4の時に、今住んでいる地に転勤になり、
「ここだ!私たちと子どもたちはここにとどまり、今後は夫が単身赴任だ。」と決心しました。

夫が単身赴任を開始したのは、子どもたちが小6、小4、小2の時です。

わたしと子どもたちの定住の地を決めた理由は2点です。

子育て環境が良い

社宅の先輩オクサマ、全国に散っている社宅ママ友との情報収集で、今住んでいるココの環境が良い、と聞いていました。

これまでにウチが住んだことがあるのは、地方ばかりで、正直、教育環境はよくありませんでした。

学校の転校経験は長男、二男とも1度だけです。

娘は就学前でした。

転校の前と後で、「大きく変わった」と私の印象に残ったのは、子どもたちの『読書』です。

前の学校にいるときは、子どもたちは本を読む、ということをしませんでした。

少しでも本を読んでほしくて、私は定期的に子どもたちを図書館に連れて行っていましたが、長男が小学校3年生くらいの時に
「図書館に行くなんて恥ずかしい。」
と言ったのです。

「本を読んでいる人なんていないし。」と。

住めば都、とはよくいうもので、住んでいるときは気づかないものです。

人間、周りと同じことをするのが心地いいのです。

でも私は、それはなんかおかしい、と思い、それからは隣町の大きな図書館に連れて行くようにしました。

さて、今住んでいるここに転校をして数日たった時、
長男が、「お母さん、ここの学校、読書してる人がいっぱいいるよ。けんかもないらしいよ。全然違う!」と言ってきました。

彼は、前の学校でよくケンカをしていました。

友達のものを壊したり、壊されたり、もよくありました。

長男は自分からけんかを仕掛けることはないけど、気が短く、『売られたけんかは買う』タイプ。

けんかがよくあるかどうか、の情報を収集するなんて、面白い目の付け所。

しかし、それほど前の学校では『けんか』が日常だったんだな、と気づかされました。

子どもにとって、環境はめちゃくちゃ大事!

二男と娘はまだ小さかったからか、あまり変化は感じませんでしたが、長男は、転校を機に大きく変わりました。

よく本を読むようになりました。

けんかをすることもありません(わたしが知っている限りでは)。

これは、環境が変わったからだと思っています。

交通の便が良い

夫が単身赴任先から帰省するときに、どこからでも帰ってきやすい土地である、ということも重要視しました。

夫婦どちらかの地元に住む、という選択肢も考えましたが、私たちの地元は空港から遠いし便数も少ないので、帰省しようと思っても時間がかかりすぎて土日だけでは無理、ってことになります。(土日だけで帰ってきたことないですけど😅)

わが夫の帰宅頻度

1年に4,5回。

少ないですね~💦

年末年始、ゴールデンウイーク、お盆 +α

+α は、シルバーウイークとか、飛び石連休に休みが取れたから、とかです。

今年の+αは、末っ子の中学校入学式に帰ってきました。

わが子最後の小学校卒業式に帰ってこようかとしていましたが、子どもの中学校の入学式に出席したことがない、という理由で入学式にしました。

そういえば、夫は中学校の運動会も見たことがありません。

私は、夫の仕事を理解しているつもりだし、単身赴任生活になることは分かっていたので、このまま定年まで別居生活もアリ!1年に4,5回しか帰ってこない現状も想定内!だったのですが、最近考えが変わってきました。

最近気になる単身赴任のデメリット

今まで、「帰ってこれるときに帰ってくればいいよ。」と言っていたのに、最近「もっと頻繁に帰ってきてほしいな。」と、思うようになってきたのです、このわたしが。

「おれに会いたい?」「寂しくなった?」とか夫は言うけど、

ごめんけど、違うわ!!

優先順位がもっともっと高いものがある!!

子どもたちと一緒に生活する時間には限りがある

子どもたちが小さいうちは、子どもが家にいることが当たり前で、そのことに何の疑いも持たないし、毎日の生活でいっぱいいっぱいで気づかなかったのですが、子どもはいつか家を出ていきます。

最近、そのことに気が付きました。

なんで気づかなかったんだろ~😱

分かっていることだけど、きちんと考えていなかったのかもしれません。

『家族で過ごす時間の大切さ』に、残り少なくなった今、やっと気づきました。

夫が帰省しても、子どもたちが大きくなった今では家族で出かけることは少なく、子どもたちはそれぞれの予定で出かけていきます。

だから、「どうせ家にいても、子どもたちは親とは一緒にいないよ」という考えから、「だったら単身赴任しても問題ない」と思っていたのかもしれません。

週末だけでも家族みんなでの食事、とかほんの少しでも親子の会話って大事だよな、と残り少なくなっていることに気づいた今、しみじみ思います。

単身赴任生活も5年が過ぎ、子どもたちは毎日お父さんが家にいる生活をもう覚えていないかもしれません。

とくに末っ子の娘は、小2からですから。

そして長男は高2。2年後は、家を出ているかもしれません。

思春期の娘が夫との接し方が分からなくなってるよう…

息子の時は、何もなかったと思うのですが。

私が気づかなかっただけかもしれませんが。

娘が最近、夫と距離を取ってる感じがします。

娘は中学生になり、身体も心も変化し戸惑っているのかもしれませんが、夫に対してよそよそしい。

小学生の頃は夫が帰宅したときは、べったりくっついていたのに、最近はどうしたらいいか分からないようです。

もし一緒に住んでいたとしても、『思春期あるある』で喜ばしい成長なのかもしれませんが、たまにしか会わないからかな、など考えすぎてしまいます。

わが家の工夫

毎日の電話

毎晩夫が電話をかけてきます。

毎日テレビ電話で、家族全員顔を見て話すようにしています。

単身赴任中の方、「家族から電話がなくてかけるのはいつも自分ばかり。寂しいな。」なんて思っていませんか?

そんなこと思わないでくださいね!

家族は「仕事で忙しいかもしれないから、こちらから電話するのはやめよう。」と思っているかもしれません。

わが家がそうです。

運転中に電話をかけても顔を見て話せませんし、忙しいあなたがゆっくりできる時間に、と思って家族は電話を待っているのかもしれません。

家族のスケジュールはアプリ活用

わが家は『TimeTree』というアプリを使っています。

グループでスケジュールを共有できるので便利です。

主に私がスケジュール管理で使っているのですが、子どもの学校行事や部活の大会なども入れているので、夫がそれを見て子どもとの会話につなげたりできます。

「入学式はいつかな」「運動会に合わせて帰宅できるかも」と、子どものイベントに合わせて、仕事の調整をしようと思った時に、役立ちますよ👍

まとめ

単身赴任どんとこい!

仕事に集中してください、帰宅頻度が少なくても私が家族を守るし大丈夫よ!

と思っていたのに、子どもの成長の早さに気づいて、「やっぱり一緒に子育てしたかったな。」という気持ちになってしまいました。

子どもが、『家族』を思い出したときに、そこにお父さんがいないかもしれない、と思うようになったのです。

夫が単身赴任をしても、私が父親役もするし!とか、

夫がいない分、他の大人に声をかけてもらえる子に育てよう!

と私が学校や地域で役員をしたり、子どもと一緒に、地域行事に積極的に参加したりもしましたが、やっぱり『本物の父親』との関わりは大事。

子どもたちの成長はとても早く、本当にあっという間です。

わたしは最近、よく考えます。

家族全員で過ごせる時間は、あとどのくらいありますか?

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